第4回学術講習会

投稿者: | 2013年11月1日

去る10月20日、リバース和戸にて第4回学術講習会「慢性疼痛に対する鍼灸治療」が行われました。

講師の先生は前回に引き続き明治国際医療大学准教授、伊藤和憲先生。

慢性痛には痛みの原因が分かりにくくなっていることがよくあることで、原因を探すことも大切だが、まずは痛みを取ることを目的とした治療も大切だとのお話し。

また、痛みを軽減させるための刺鍼方法や通電刺激の方法。その生理的作用や神経伝達物質の話など多岐にわたるお話をして頂きました。

特に受講者の興味を引いたのは、「家に帰るまでが治療ですよ」のお話。

慢性痛を抱える患者は治療院への行き帰りの息苦しさのストレスを感じることも多く、家族の協力が不可欠であり、患者さんの家族も含めて楽しい気分で治療に来て頂けるようにと先生が普段されている工夫などを紹介して頂きました。

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