山梨県鍼灸師会学術講習会

投稿者: | 2014年6月15日

平成26年度第一回学術講習会
第一部は「在宅療養と終末期ケア、他職種連携」
講師の先生は第31回山梨県看護大会において「県民の看護師さん」として表彰された
訪問看護師の望月和子先生。

高齢化社会の現在、訪問看護は、ますます重要な仕事となっています。
訪問看護とは、患者の家を訪問し、看護や医療処置を行い、時に患者と医師との間をつなぐ仕事です。
「(社)山梨県看護協会貢川訪問看護ステーション」に勤務する望月先生は甲府市とその周辺エリアを担当し、毎日精力的に患者の家を訪問しておられるそうです。

第二部は「地域包括ケアシステムの構築に向けて」
講師は第40回医療功労賞を受賞された日本介護支援専門員協力会常任理事の唐木美代子先生。
地域包括ケアシステムの構築に向けての現状と課題について、介護保険制度を取り巻く現状、介護保険制度改正などを踏まえてわかりやすく解説していただきました。
介護の担い手が不足してきている現在。ちょっとした見守りがあれば地域で生活が可能であること。どんなにサービスを充実させても、どんなにシステムを発展させても完璧な状態にはならず、最後は「人」次第。
我々鍼灸師も人格を磨くことが何よりも重要だと再認識しました。

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